2016-05-19
観劇中からいろいろ思っていたことを書き残しておこうかな、と思います。
このあとに続く内容は、濱田くんや市場三郎という舞台を100%絶賛している内容ではありません。
ですので、それ以外の意見に聞く耳持てない方は、この先は読み進めないよう、お願い致します。
深く考えずに観に来てねって言われていたのに、雑誌やラキセコンでの発言などをもとにやっぱり先入観ありありで臨んでしまった初日…
私はまたも玉砕し、とにかく見落とさないように…ってので精一杯。
本来楽しむべき舞台を半分以上楽しめなかった気がしています。
まあそれは自分のせいなのでおいときまして。
3公演目ぐらいからはこの舞台の楽しみ方がわかってきて、自然と笑えるようになっていきました。
観劇を重ねるにつれ、濱田くん演じる市場三郎という人物がどんどん愛おしくなるのがまた不思議。
本当に真面目で純粋でかわいらしくて…ちょっぴりかわいそうだけど、失望したままは終わらなくて。
この先三郎くんがいい恋できるといいよねぇ、ほんとに。
しばらく観劇して感じたことは、今回は濱田くんの演じ方が、今までとは根本的に違っているのかな?ということ。
何度も、何度も繰り返されたお稽古で作り上げられた「市場三郎」という役をしっかり演じているように感じたんですよね。
この舞台が始まる前まで、私は濱田くんは憑依型の演者だと思っていたんです。
看守長しかり、花輪嵐しかり、ハリオス様しかり。
でも今回の市場三郎ではそれが感じられなかった。
「濱田くんが市場三郎になっている」
のではなく
「濱田くんが市場三郎を演じている」
と感じたんです。
だから、グローブ座公演終盤までは濱田くんはほぼほぼ演技を変えることがなかったのかな、と。
基本稽古で作り上げられた通りのセリフの言い回し、挙動、毎回同じなんです。
もちろん多少の変化はあるんですけど。特にセリフがない部分の演技とかね。
本当にセリフも含め演技を変えた、と思えたのは大阪の千穐楽のみでした。
今までの濱田くんはひとたび役になりきると、この役の人物ならこう動くだろうって自分で考えて演技を変えてくるイメージが強くて。
でもそれがないのは、あくまでも”演じている”からなのかなーと思った次第です。
もちろん、これは私が勝手に感じたことなので、真意は分かりませんけどね。
もし私が感じたように、今までとは違う演じ方ができるようになったのだとしたら、それは強みかなと思います。
どっちの演じ方もできるなら、ですけど。
これが憑依型の演じ方ができなくなったのだとしたら、それはそれで残念なのですけども。
私は演技についてはもちろん素人ですので、どっちがいいかなんてわからないけど。
でもTVドラマとか映画とかって憑依型の演技しかできないと難しいのかなーと思うんです。
基本的にブツ切りで演技しないとならないし、前後逆転して撮影なんてザラだろうし。
ドラマだけ撮影していればいいかもしれませんが、ジャニーズである以上、合間にアイドルのお仕事入るでしょう?
そうなると切り替え難しそうじゃないですか。
ただ…ライブや雑誌での発言や、共演者の方のブログ等から推測すると、
”市場三郎”を演じられるようになるまで時間がかかっているようなので、
どちらの演じ方でもドラマや映画は難しいのかな…。
実はSHARK 2ndでキャラがブレブレになったことにいまだにもやもやしてるんですよね。
(脚本によるところもあるのかもしれませんが)
濱田くん、テレビでの演技のお仕事大丈夫かなって。
あ、大丈夫っていうのは、できないというわけではなくて、テレビでも演者としての魅力を存分に発揮できるのかなという意味です。
こればかりはお仕事が来てみないとなんとも言えませんね。
セ記事を書く
セコメントをする